国民間で愛唱される歌
伊東八景の一つ『巣雲山(すくもさん)』を目指して宇佐美から伊豆スカイラインの亀石峠方面に車で向う途中にその場所があります。
今日ご紹介するのは、亀石峠の手前にある『みかんの花咲く丘』の歌碑のことです。
みかん狩りのシーズンです。
この木は、歌碑の隣にあります。
道路沿いです。
名作、『みかんの花咲く丘』は、終戦直後の昭和21年8月24日に作曲家加藤省吾によって
作詞され、作曲家海沼実氏によって作曲されました。
そして発表は、翌日のNHKのスタジオと伊東国民学校(現伊東市立西小学校を結ぶ、
日本で初のラジオ2元放送『空の劇場』で当時人気のあった川田正子さんがこの番組
で歌うために作られたものです。
海沼実氏は、作詞された日の午後、伊東へ向かう汽車の中でこの曲を作りました。
加藤省吾氏は、静岡県富士市の生まれで、抒情的な作品を得意とし、
海沼実氏は、長野県松代の生まれで数々の名曲を生みました。
『みかんの花咲く丘』は、一幅の絵画を思わせ、そして新風を巻き起こし敗戦に
打ちひしがれていた国民に受けいられ、暗い世相に人々の心の奥深く明るい灯火を
ともしました。
以来絶えることなく、現在も広く国民の間に愛唱されています。
こんなことが、上の歌碑に記されていました。
もちろん中年世代の私も歌えますが、若い人や子供たちは、学校で、この
『みかんの花咲く丘』習うのでしょうか?・・・・・・・・
宇佐美から亀石峠に向かう途中の歌碑のことでした。
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